管理人が好き放題やりたい放題書き散らしてる同人テキストです。
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アポロが、超回りくどいやり方でノボリを誘拐しちゃうぞ☆
な話の始まり的な話です。オリジとアポロしか出てきてない。
ロケット団は悪の組織です。超悪徳業者です。
それでもOKな方はレッツスクロール!
イッシュ地方、深夜のライモンシティのとあるアパートにて
「……!!」
「うるさいですよ。静かにしてください。」
突然、閉じこもっていたデスカーンが顔を出し
なにやら騒ぎ出した。
ここは安いアパートで、騒がれると上にも下にも隣にも音が伝わってしまうため
近所迷惑になると思ったスオウは注意するが、何故か止めようとしない。
「いい加減に…」
キンコーン!
騒ぐのを止めないデスカーンをモンスターボールに戻そうとした時
玄関のチャイムが鳴った。
すると、あれほど騒いでいたデスカーンはぱったりと静かになり
また閉じこもってしまう。
「誰ですか、こんな時間に…まさか…」
ふと嫌な予感がしたスオウは、キリキザンとズルズキンを
後ろに引き連れ、玄関に向かいそっとドアを開ける。
するとそこには…
「あ、アポロ!なんで貴方がここに…」
「久しぶりですね。」
スオウは珍しく声を荒げた。
まだカントーにいると思っていた同じロケット団に所属する青い短髪をした青年、
アポロが笑顔でそこにいたからだ。
「子供に負けて、挙句の果てに解散宣言までしてしまって
腐ってるものばかりだと思っていましたが。」
スオウが言う様にアポロはジョウトにてサカキを探すため
ラジオ塔を乗っ取り、ロケット団の復活を宣言したのだが、
結局また子供に負けて解散宣言というなんとも情けない結果になったのである。
「誰が腐っていると?」
腐っている、という言葉が気に食わなかったのか
アポロからふと笑顔が消え、冷たく刺す様な視線でスオウを睨みつける。
しかし、その時アポロの目の前に白い刃が不意に現れた。
「おや、随分と躾のなってるポケモンですね。」
アポロは驚く様子も無く、スオウを守る様に前に出たキリキザンを見て言った。
彼は腕に付いている刃をアポロに向け、敵意を剥き出しにしている。
もう一匹のズルズキンはスオウの足にくっつき、隠れながらも
これでもかと言うくらいガンを飛ばしている。
「いいんですよ、彼は僕の上司ですから。」
スオウがそう言ってなだめると、キリキザンはスッと後ろに下がった。
ズルズキンはまだガンを飛ばしているが。
「こんな所で言い合ってるのもあれですから中に入ってください。」
「それより、イッシュ地方なんかに何をしに来たんですか?」
「"バトルサブウェイ"というのをご存知ですよね。」
何も出さないのもあれなので、スオウはアポロに紅茶を出した。
そして自分の紅茶を置き、アポロの向かいのイスに座る。
「ああ、僕は今そこで受付をやってます。」
「…何故そこに?」
「博士がいきなり電車の設計図が欲しいと言い出しましてね。
普通の電車より頑丈にできているバトルサブウェイの電車がいいとかで…」
(あのイカレた科学者…また何か企んでますね…)
大きな丸い眼鏡を光らせながら、ヒヒヒと笑う彼の姿がアポロの脳裏を過ぎった。
スオウの言う博士、アポロはイカレた科学者と呼んでいるようだが、
彼はまだ子供だったスオウとアポロをロケット団に入れた張本人である。
名前はブラッド・ビネガー・ベルガモット博士。ロケット団に所属する研究員の一人。
彼は面白いと思うものや、研究ができるならどんな奴にでも手を貸す変わり者。
そして自分の力を盛大に見せ付け、人を怯えさせることを喜びとする彼は
一部の者に"イカレた科学者"と呼ばれているのだ。
「どうやら博士はバトルサブウェイを模した悪徳営業を考えているようです。」
「ほう、それは丁度いい。」
アポロはイカレた科学者の悪巧みにはあまり乗ったりしないのだが
今回は何故だか乗るらしい。
「きっと私が欲しているものも手に入るでしょう。」
不敵に笑うアポロに対してスオウは怪訝そうな顔をした。
きっとアポロのことだから変な物を欲しがってるに違いないと思ったからだ。
「その悪徳営業とやらは、いつ頃始めるのです?」
「設計図はもう盗みました。後は博士が電車を完成させるだけですが…」
スオウが口篭ったのを見て、アポロは嫌な予感がした。
「…どこを走らせるつもりなんです?」
「陸だと目に付きますし、かと言って地下にトンネルを掘るわけにもいきません。
ので、博士は海に走らせると…」
無謀とも言えるそれにアポロは溜め息が出る。
あの科学者らしいと言えばそうであるが…
「色々不安な点はありますが、僕は博士を信じています。」
「そうですか…で、誰が乗るのです?」
「僕はもちろんのこと、イッシュに連れてきたしたっぱ達と僕の部下に、それとリオットさんです。」
「あの神父はまだロケット団に?」
最後に出てきた名前にアポロは眉間に皺を寄せた。
アポロは一度だけ、リオットに会った事がある。
彼はいつもビクビクと何かに怯えており、しかも神父ときた。
どう考えても悪人には不向きな人材としか言えない。
「まぁ、アポロでもいいと思いますよ。」
そう言って、スオウは紅茶を啜った。
リオットと比べればアポロの方が豊富な知識があり、ポケモンも強い。
しかし、あの神父のことだ。
自分が関わっているということになると、首を突っ込んでくるに違いない。
悪い事をしたくないなら止めとけばいいのに、何故か彼は関わろうとする。
スオウにはリオットのそうしようとする理由が全くわからなかった。
「では、電車が完成したら私に連絡をしてください。」
長居をするわけにもいかないので
アポロは出された紅茶を飲み干すと、席を立ち上がる。
が、ふと大切なことを思い出してアポロはスオウの方を向く。
「ポケギアは持っていますよね。」
「当たり前です。大切な連絡手段ですから…」
イッシュではライブキャスターという優れた物があるが
あえてそれは使わず、ジョウトで使われているポケギアを
彼らは使っているようだ。
「見送りしますよ。」
スオウもアポロを見送るため、席を立ち一緒に玄関へと向かう。
「夜分に失礼しましたね。では、私はこの辺で…」
外へ出ると、アポロはモンスターボールからクロバットを出し、掴まる。
そして、闇が広がる夜空へと舞い上がり、彼方へと消えていく。
「……」
アポロを見送ったスオウは少し沈黙した後、自分の部屋へと戻った。
-つづく?-
な話の始まり的な話です。オリジとアポロしか出てきてない。
ロケット団は悪の組織です。超悪徳業者です。
それでもOKな方はレッツスクロール!
イッシュ地方、深夜のライモンシティのとあるアパートにて
「……!!」
「うるさいですよ。静かにしてください。」
突然、閉じこもっていたデスカーンが顔を出し
なにやら騒ぎ出した。
ここは安いアパートで、騒がれると上にも下にも隣にも音が伝わってしまうため
近所迷惑になると思ったスオウは注意するが、何故か止めようとしない。
「いい加減に…」
キンコーン!
騒ぐのを止めないデスカーンをモンスターボールに戻そうとした時
玄関のチャイムが鳴った。
すると、あれほど騒いでいたデスカーンはぱったりと静かになり
また閉じこもってしまう。
「誰ですか、こんな時間に…まさか…」
ふと嫌な予感がしたスオウは、キリキザンとズルズキンを
後ろに引き連れ、玄関に向かいそっとドアを開ける。
するとそこには…
「あ、アポロ!なんで貴方がここに…」
「久しぶりですね。」
スオウは珍しく声を荒げた。
まだカントーにいると思っていた同じロケット団に所属する青い短髪をした青年、
アポロが笑顔でそこにいたからだ。
「子供に負けて、挙句の果てに解散宣言までしてしまって
腐ってるものばかりだと思っていましたが。」
スオウが言う様にアポロはジョウトにてサカキを探すため
ラジオ塔を乗っ取り、ロケット団の復活を宣言したのだが、
結局また子供に負けて解散宣言というなんとも情けない結果になったのである。
「誰が腐っていると?」
腐っている、という言葉が気に食わなかったのか
アポロからふと笑顔が消え、冷たく刺す様な視線でスオウを睨みつける。
しかし、その時アポロの目の前に白い刃が不意に現れた。
「おや、随分と躾のなってるポケモンですね。」
アポロは驚く様子も無く、スオウを守る様に前に出たキリキザンを見て言った。
彼は腕に付いている刃をアポロに向け、敵意を剥き出しにしている。
もう一匹のズルズキンはスオウの足にくっつき、隠れながらも
これでもかと言うくらいガンを飛ばしている。
「いいんですよ、彼は僕の上司ですから。」
スオウがそう言ってなだめると、キリキザンはスッと後ろに下がった。
ズルズキンはまだガンを飛ばしているが。
「こんな所で言い合ってるのもあれですから中に入ってください。」
「それより、イッシュ地方なんかに何をしに来たんですか?」
「"バトルサブウェイ"というのをご存知ですよね。」
何も出さないのもあれなので、スオウはアポロに紅茶を出した。
そして自分の紅茶を置き、アポロの向かいのイスに座る。
「ああ、僕は今そこで受付をやってます。」
「…何故そこに?」
「博士がいきなり電車の設計図が欲しいと言い出しましてね。
普通の電車より頑丈にできているバトルサブウェイの電車がいいとかで…」
(あのイカレた科学者…また何か企んでますね…)
大きな丸い眼鏡を光らせながら、ヒヒヒと笑う彼の姿がアポロの脳裏を過ぎった。
スオウの言う博士、アポロはイカレた科学者と呼んでいるようだが、
彼はまだ子供だったスオウとアポロをロケット団に入れた張本人である。
名前はブラッド・ビネガー・ベルガモット博士。ロケット団に所属する研究員の一人。
彼は面白いと思うものや、研究ができるならどんな奴にでも手を貸す変わり者。
そして自分の力を盛大に見せ付け、人を怯えさせることを喜びとする彼は
一部の者に"イカレた科学者"と呼ばれているのだ。
「どうやら博士はバトルサブウェイを模した悪徳営業を考えているようです。」
「ほう、それは丁度いい。」
アポロはイカレた科学者の悪巧みにはあまり乗ったりしないのだが
今回は何故だか乗るらしい。
「きっと私が欲しているものも手に入るでしょう。」
不敵に笑うアポロに対してスオウは怪訝そうな顔をした。
きっとアポロのことだから変な物を欲しがってるに違いないと思ったからだ。
「その悪徳営業とやらは、いつ頃始めるのです?」
「設計図はもう盗みました。後は博士が電車を完成させるだけですが…」
スオウが口篭ったのを見て、アポロは嫌な予感がした。
「…どこを走らせるつもりなんです?」
「陸だと目に付きますし、かと言って地下にトンネルを掘るわけにもいきません。
ので、博士は海に走らせると…」
無謀とも言えるそれにアポロは溜め息が出る。
あの科学者らしいと言えばそうであるが…
「色々不安な点はありますが、僕は博士を信じています。」
「そうですか…で、誰が乗るのです?」
「僕はもちろんのこと、イッシュに連れてきたしたっぱ達と僕の部下に、それとリオットさんです。」
「あの神父はまだロケット団に?」
最後に出てきた名前にアポロは眉間に皺を寄せた。
アポロは一度だけ、リオットに会った事がある。
彼はいつもビクビクと何かに怯えており、しかも神父ときた。
どう考えても悪人には不向きな人材としか言えない。
「まぁ、アポロでもいいと思いますよ。」
そう言って、スオウは紅茶を啜った。
リオットと比べればアポロの方が豊富な知識があり、ポケモンも強い。
しかし、あの神父のことだ。
自分が関わっているということになると、首を突っ込んでくるに違いない。
悪い事をしたくないなら止めとけばいいのに、何故か彼は関わろうとする。
スオウにはリオットのそうしようとする理由が全くわからなかった。
「では、電車が完成したら私に連絡をしてください。」
長居をするわけにもいかないので
アポロは出された紅茶を飲み干すと、席を立ち上がる。
が、ふと大切なことを思い出してアポロはスオウの方を向く。
「ポケギアは持っていますよね。」
「当たり前です。大切な連絡手段ですから…」
イッシュではライブキャスターという優れた物があるが
あえてそれは使わず、ジョウトで使われているポケギアを
彼らは使っているようだ。
「見送りしますよ。」
スオウもアポロを見送るため、席を立ち一緒に玄関へと向かう。
「夜分に失礼しましたね。では、私はこの辺で…」
外へ出ると、アポロはモンスターボールからクロバットを出し、掴まる。
そして、闇が広がる夜空へと舞い上がり、彼方へと消えていく。
「……」
アポロを見送ったスオウは少し沈黙した後、自分の部屋へと戻った。
-つづく?-
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タイトル通りの牧野とうんざりしてる宮田
オリキャラもちゃっかり登場させてるよ!
日本独特の蒸し暑い夏…
青い空は眩しく、日差しは容赦なく照りつける。
そしてそこらじゅうから聞こえる蝉の声。
一人、一軒家に住む滝田剣次は縁側でうちわを扇ぎながら涼んでいた。
病気で視力を無くし、病弱体質の彼は故郷のここ羽生蛇で療養中である。
すると垣根の向こう側に見慣れた黒い姿が現れる。
剣次には見えていないが…
「あのー、滝田さん。」
「その声は…求道師様ですか?」
「はい、そうです。」
遠慮がちに声をかけてきたのはこの村の求道師、牧野。
彼は大きなスイカを抱えている。
「私に何か用事でも?」
「えーと…滝田さん今日診察に行かれるんですよね?」
「はい、ただこう暑いと行く前に倒れてしまいそうで、
行こうにも行けない状態で…」
こんなに暑くても子供たちは元気に遊んでいるが、
体の弱い剣次には日差しが強すぎてちょっと歩いただけで参ってしまう。
「そ、それなら私が一緒に行きます!」
何故かここぞとばかりに牧野が声を張り上げた。
「いいんですか?」
「はい、村の方にスイカを貰ったので病院の患者さんたちに
差し上げようかと思っていたので。」
「求道師様は本当に優しい方なんですね。」
「そそそそ、そんなことないですよ。」
褒められる事に慣れていない牧野はかなり動揺する。
そんな空気を呼んだのか、剣次は微笑んだ。
「では、支度をしてきます。少し待っててください。」
「はい。」
そう言って剣次は部屋の奥へと消えていった。
「では、行きましょうか。」
「はい!」
杖を持って出てきた剣次は慣れた様子で家の鍵を閉めた。
そして牧野と一緒に病院へ向かう。
暑いよパソの部屋!!!!ということで一時中断
宮田がまだ出てきてない^q^
オリキャラもちゃっかり登場させてるよ!
日本独特の蒸し暑い夏…
青い空は眩しく、日差しは容赦なく照りつける。
そしてそこらじゅうから聞こえる蝉の声。
一人、一軒家に住む滝田剣次は縁側でうちわを扇ぎながら涼んでいた。
病気で視力を無くし、病弱体質の彼は故郷のここ羽生蛇で療養中である。
すると垣根の向こう側に見慣れた黒い姿が現れる。
剣次には見えていないが…
「あのー、滝田さん。」
「その声は…求道師様ですか?」
「はい、そうです。」
遠慮がちに声をかけてきたのはこの村の求道師、牧野。
彼は大きなスイカを抱えている。
「私に何か用事でも?」
「えーと…滝田さん今日診察に行かれるんですよね?」
「はい、ただこう暑いと行く前に倒れてしまいそうで、
行こうにも行けない状態で…」
こんなに暑くても子供たちは元気に遊んでいるが、
体の弱い剣次には日差しが強すぎてちょっと歩いただけで参ってしまう。
「そ、それなら私が一緒に行きます!」
何故かここぞとばかりに牧野が声を張り上げた。
「いいんですか?」
「はい、村の方にスイカを貰ったので病院の患者さんたちに
差し上げようかと思っていたので。」
「求道師様は本当に優しい方なんですね。」
「そそそそ、そんなことないですよ。」
褒められる事に慣れていない牧野はかなり動揺する。
そんな空気を呼んだのか、剣次は微笑んだ。
「では、支度をしてきます。少し待っててください。」
「はい。」
そう言って剣次は部屋の奥へと消えていった。
「では、行きましょうか。」
「はい!」
杖を持って出てきた剣次は慣れた様子で家の鍵を閉めた。
そして牧野と一緒に病院へ向かう。
暑いよパソの部屋!!!!ということで一時中断
宮田がまだ出てきてない^q^
まだ完成してないけどとりあえずアプしとく
気が向いたら続きを書くかも
ゆるあまなハリジェイにする予定
近頃、暑くなってきた。
ジェイムスは暑さに弱いのかさっきからソファでぐったりとしている。
ヘザーはアイスが食べたいと言って出かけていった。
「ハリーさんよく平気ですね…」
「このくらい普通だ。」
ジェイムスがよろよろと起上がった。
顔がほんのりと赤い。
「リトルグレイに涼しくなる物でも作ってもらうか?」
「…いや、遠慮しときます。」
丁寧に断られた。
多分、ろくなことにならないと思ったのだろう。
彼の技量は素晴らしいのに…
「さて、どうしようか?」
このまま弱ってるジェイムスを放って置くのも気が引けるので
何かないかと思考を巡らせてみる。
「…悪い事考えてたりしません?」
「む、読まれたか。」
「やっぱり…」
ジェイムスを浴室に連れ込んで楽しい事でもしようかと思ったが
それを感じ取ったジェイムスは私を警戒している。
気が向いたら続きを書くかも
ゆるあまなハリジェイにする予定
近頃、暑くなってきた。
ジェイムスは暑さに弱いのかさっきからソファでぐったりとしている。
ヘザーはアイスが食べたいと言って出かけていった。
「ハリーさんよく平気ですね…」
「このくらい普通だ。」
ジェイムスがよろよろと起上がった。
顔がほんのりと赤い。
「リトルグレイに涼しくなる物でも作ってもらうか?」
「…いや、遠慮しときます。」
丁寧に断られた。
多分、ろくなことにならないと思ったのだろう。
彼の技量は素晴らしいのに…
「さて、どうしようか?」
このまま弱ってるジェイムスを放って置くのも気が引けるので
何かないかと思考を巡らせてみる。
「…悪い事考えてたりしません?」
「む、読まれたか。」
「やっぱり…」
ジェイムスを浴室に連れ込んで楽しい事でもしようかと思ったが
それを感じ取ったジェイムスは私を警戒している。