管理人が好き放題やりたい放題書き散らしてる同人テキストです。
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変態な闇人と永井くん
なんというか…捏造しまくりな上にバットエンド
ぱったりとあいつの姿を見なくなった。
いつも俺の後をついてきて迷惑な奴とか思ってたが、
今では居ないと落ち着かない。
「これじゃあ、集中できないよ…」
そう言って頭をかきむしる。
こんな非常識な世界に居るのに
集中できないのは命取りだ。
「あいつ見つけたらとっちめてやる…ん?」
ふと視線を前に向けると黒い物体が横たわっている。
その黒い物体に巻きついている派手な布に永井は覚えがあった。
「お、おい!変態!」
「…あ、ああ永井くん?」
駆け寄って黒い物体を仰向けにしたらそれはあの闇人だった。
今は外が明るいせいか眩しそうに目を細めている。
いつも以上に疲れているように見えるのは目の下にある
黒い液体のせいだろうか…
それと仰向けにする時、やけに軽かった様な気がする。
「よかった…永井くんに会えて。」
「何今にも死にそうなこと言ってるんだよ。」
「なんかダルくってさ…」
本当に疲れているようだった。
彼は一息つくと沈黙してしまう。
あんなにお喋りだった彼なのに
「…そうだ、俺の、最後のお願い聞いてくれる?」
「最後…?お前何言って…」
「海、海辺に行きたい。」
おちゃらけて脱衣野球拳しようと言うかと思っていたが
そうでなかった。
「そんなの自分一人で行けよ!」
「…無理なんだな、それが…」
「!!?」
彼が着ている黒い着物の裾をめくると
空っぽの下履きがあった。
「お前、足どうしたんだ・・・」
「溶けちゃってさ。」
彼を仰向けにした時、やけに軽かったのは足が無かったせいだった。
しかし何故、溶けたのだろうか?
「ほら、俺人とか殺してないし…罰が当ったっぽい。」
「どんな罰だよ、それ。」
「お母さんが…怒ってるんだ…俺の事。」
その時の彼の表情はなんともいえない悲しい表情だった。
「お前このままどうなっちゃうんだよ?」
「溶けて…溶けて消えて無くなる。形も記憶も。」
「……」
どうしてこうなるのだろうか。
彼は何も悪い事はしてない。
ただ永井と脱衣野球拳をしたいがために追い回してただけだ。
「だからせめて…懐かしいあの海に…」
「わかった、わかったからそんな顔すんな。」
そんな悲しい顔をされると、こっちまで悲しくなる。
永井はそっと彼の頬に触れた。
真っ白なその頬は冷たくて陶器のようだった。
「あー、永井くんの手…温かいね。」
「…海に行くんだろ。」
永井の手に自分の手を重ね、
彼は少し安心したような顔をした。
そんな彼が今から消えてしまうと考えると
涙が出そうになった。
泣きそうになるのをこらえるため、
永井は軽くなった闇人を抱き上げ海辺を目指す。
「ほら、着いたぞ。」
やっと海辺に到着した。
途中で彼が溶け切ってしまうのではないかと心配でならなかった。
しかもちっとも喋ってくれないから余計に。
溶けかかっている彼はさっきより軽くなったような気がする。
「また…お願いして悪いんだけど…海に入ってくれる?」
「いいけど…」
彼はそう言って黙ってしまった。
何を考えているのだろうか?
永井はざぶざぶと音を立てながら赤い海へと入っていく。
途中までをとりあえずうp
まだまだ続く
なんというか…捏造しまくりな上にバットエンド
ぱったりとあいつの姿を見なくなった。
いつも俺の後をついてきて迷惑な奴とか思ってたが、
今では居ないと落ち着かない。
「これじゃあ、集中できないよ…」
そう言って頭をかきむしる。
こんな非常識な世界に居るのに
集中できないのは命取りだ。
「あいつ見つけたらとっちめてやる…ん?」
ふと視線を前に向けると黒い物体が横たわっている。
その黒い物体に巻きついている派手な布に永井は覚えがあった。
「お、おい!変態!」
「…あ、ああ永井くん?」
駆け寄って黒い物体を仰向けにしたらそれはあの闇人だった。
今は外が明るいせいか眩しそうに目を細めている。
いつも以上に疲れているように見えるのは目の下にある
黒い液体のせいだろうか…
それと仰向けにする時、やけに軽かった様な気がする。
「よかった…永井くんに会えて。」
「何今にも死にそうなこと言ってるんだよ。」
「なんかダルくってさ…」
本当に疲れているようだった。
彼は一息つくと沈黙してしまう。
あんなにお喋りだった彼なのに
「…そうだ、俺の、最後のお願い聞いてくれる?」
「最後…?お前何言って…」
「海、海辺に行きたい。」
おちゃらけて脱衣野球拳しようと言うかと思っていたが
そうでなかった。
「そんなの自分一人で行けよ!」
「…無理なんだな、それが…」
「!!?」
彼が着ている黒い着物の裾をめくると
空っぽの下履きがあった。
「お前、足どうしたんだ・・・」
「溶けちゃってさ。」
彼を仰向けにした時、やけに軽かったのは足が無かったせいだった。
しかし何故、溶けたのだろうか?
「ほら、俺人とか殺してないし…罰が当ったっぽい。」
「どんな罰だよ、それ。」
「お母さんが…怒ってるんだ…俺の事。」
その時の彼の表情はなんともいえない悲しい表情だった。
「お前このままどうなっちゃうんだよ?」
「溶けて…溶けて消えて無くなる。形も記憶も。」
「……」
どうしてこうなるのだろうか。
彼は何も悪い事はしてない。
ただ永井と脱衣野球拳をしたいがために追い回してただけだ。
「だからせめて…懐かしいあの海に…」
「わかった、わかったからそんな顔すんな。」
そんな悲しい顔をされると、こっちまで悲しくなる。
永井はそっと彼の頬に触れた。
真っ白なその頬は冷たくて陶器のようだった。
「あー、永井くんの手…温かいね。」
「…海に行くんだろ。」
永井の手に自分の手を重ね、
彼は少し安心したような顔をした。
そんな彼が今から消えてしまうと考えると
涙が出そうになった。
泣きそうになるのをこらえるため、
永井は軽くなった闇人を抱き上げ海辺を目指す。
「ほら、着いたぞ。」
やっと海辺に到着した。
途中で彼が溶け切ってしまうのではないかと心配でならなかった。
しかもちっとも喋ってくれないから余計に。
溶けかかっている彼はさっきより軽くなったような気がする。
「また…お願いして悪いんだけど…海に入ってくれる?」
「いいけど…」
彼はそう言って黙ってしまった。
何を考えているのだろうか?
永井はざぶざぶと音を立てながら赤い海へと入っていく。
途中までをとりあえずうp
まだまだ続く
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