管理人が好き放題やりたい放題書き散らしてる同人テキストです。
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オリキャラのドロシーとロステルが出てくるお話です。
話がまとまらなくなって、途中で投げました(ヲイ
とても中途半端です。
それでもおkという方はRead more?からどうぞ
話がまとまらなくなって、途中で投げました(ヲイ
とても中途半端です。
それでもおkという方はRead more?からどうぞ
ロステルと会うまでは、僕はただの彫刻家だった。
偉人や動物、それを作るのも楽しかったけど
僕は骨が好きで好きで仕方なかった。
衝動を抑えられなくて、
ついに隠れて骸骨の彫像を作ってしまう。
いけないことだとは分かっていたけれど
楽しくて止められなかった。
しかし、それが長く続くこともかなかった。
背徳行為をしていた罰がやってきたのか
骸骨の彫像を作っていることが村の人に知られてしまったのだ。
村の人に悪魔の化身だと呼ばれ、追い出された。
その時、二度と彫像を作れない様に両腕も失った。
「お前、ここで何してんだよ…」
「あ、ロステル。」
月が浮かぶ湖を一人眺めていたドロシーは
乱暴な呼びかけにも関わらず普通に振り向くと、
そこには知っている顔があった。
「あ、じゃねーよ。城の外に出るなって死神が言ってただろーが。」
「…うん。」
この湖に来るまでは
城の地下室でスケルトン達と遊んでいたのだが、
黙って外に出てきてしまったのだ。
地下にいるのは悪くない。
むしろ骨に囲まれて居心地がいいくらいだ。
だけど、何故外に出てしまったのか自分でも分からない。
自分に新しい名前と魔力、そして
両腕を与えてくれた死神に怒られるのは仕方ないだろう。
「死神はそんなに怒ってねぇよ。お前がお気に入りみたいだしな。」
「そう、なの…?」
ドロシーが気落ちしていると、ロステルはそれを察してか
死神がそれほど怒っていないことを伝えた。
それを聞いてドロシーは少し安心する。
「ったく、地下にいるかと思えばゴースト野郎みたいにどっか行っちまうし…」
「ごめんなさい。」
素直に謝ったのだが、
その言葉にロステルは顔をしかめた。
「あのな、謝るんだったら何処かに行くなよ。さっさと帰るぞ。」
「うん。」
それだけ言うとロステルは踵を返し、
城が見える方へと足を進める。
ドロシーもその後を追いかける。
「外出たいなら、何でもいいから連れてけ。まだ、魔力が定着してねぇんだから。」
「うん。」
「あー、でもゾンビとかは駄目だぞ。すぐやれちまうから。」
「うん。」
「なるべく硬いヤツを連れて行け。鎧野郎とか…」
「うん。」
乱暴な物言いだが、ロステルはこうして世話を焼いてくれる。
村を追い出された後、最初に出会ったのはロステルだ。
彼が助けてくれなかったら、今頃魔物の餌食になっていただろう。
「って、なんで俺が説教してるんだよ…」
説教をするのは他の奴の仕事だ。
ロステルは自分らしくない行動にわしわしと頭を掻く。
「ロステル。」
「どうかしたのか?」
急にドロシーに呼び止められて、
何事かと振り返る。
「ありがとう。」
その言葉にロステルは一瞬驚いた表情をしたが
慌てて背中を向け、片手を地面にかざし魔方陣を開く。
「べ、別に俺は死神に言われて来てやっただけだからな!」
ロステルはそれだけ言うと、さっさと魔方陣に入る。
どうやら、感謝される事に慣れていないようだ。
(怒らせてしまったかな?)
感謝されることに慣れていないだけなのだが、
ドロシーはそれを知らないため
怒らせてしまったと思っているようだ。
「ほら、早くしないと置いてくぞ!」
「う、うん。」
そうロステルに急かされ、ドロシーは慌てて魔方陣の中に入る。
ドロシーが魔方陣に入ると同時に、二人の姿と魔方陣は一瞬で消えてしまった。
偉人や動物、それを作るのも楽しかったけど
僕は骨が好きで好きで仕方なかった。
衝動を抑えられなくて、
ついに隠れて骸骨の彫像を作ってしまう。
いけないことだとは分かっていたけれど
楽しくて止められなかった。
しかし、それが長く続くこともかなかった。
背徳行為をしていた罰がやってきたのか
骸骨の彫像を作っていることが村の人に知られてしまったのだ。
村の人に悪魔の化身だと呼ばれ、追い出された。
その時、二度と彫像を作れない様に両腕も失った。
「お前、ここで何してんだよ…」
「あ、ロステル。」
月が浮かぶ湖を一人眺めていたドロシーは
乱暴な呼びかけにも関わらず普通に振り向くと、
そこには知っている顔があった。
「あ、じゃねーよ。城の外に出るなって死神が言ってただろーが。」
「…うん。」
この湖に来るまでは
城の地下室でスケルトン達と遊んでいたのだが、
黙って外に出てきてしまったのだ。
地下にいるのは悪くない。
むしろ骨に囲まれて居心地がいいくらいだ。
だけど、何故外に出てしまったのか自分でも分からない。
自分に新しい名前と魔力、そして
両腕を与えてくれた死神に怒られるのは仕方ないだろう。
「死神はそんなに怒ってねぇよ。お前がお気に入りみたいだしな。」
「そう、なの…?」
ドロシーが気落ちしていると、ロステルはそれを察してか
死神がそれほど怒っていないことを伝えた。
それを聞いてドロシーは少し安心する。
「ったく、地下にいるかと思えばゴースト野郎みたいにどっか行っちまうし…」
「ごめんなさい。」
素直に謝ったのだが、
その言葉にロステルは顔をしかめた。
「あのな、謝るんだったら何処かに行くなよ。さっさと帰るぞ。」
「うん。」
それだけ言うとロステルは踵を返し、
城が見える方へと足を進める。
ドロシーもその後を追いかける。
「外出たいなら、何でもいいから連れてけ。まだ、魔力が定着してねぇんだから。」
「うん。」
「あー、でもゾンビとかは駄目だぞ。すぐやれちまうから。」
「うん。」
「なるべく硬いヤツを連れて行け。鎧野郎とか…」
「うん。」
乱暴な物言いだが、ロステルはこうして世話を焼いてくれる。
村を追い出された後、最初に出会ったのはロステルだ。
彼が助けてくれなかったら、今頃魔物の餌食になっていただろう。
「って、なんで俺が説教してるんだよ…」
説教をするのは他の奴の仕事だ。
ロステルは自分らしくない行動にわしわしと頭を掻く。
「ロステル。」
「どうかしたのか?」
急にドロシーに呼び止められて、
何事かと振り返る。
「ありがとう。」
その言葉にロステルは一瞬驚いた表情をしたが
慌てて背中を向け、片手を地面にかざし魔方陣を開く。
「べ、別に俺は死神に言われて来てやっただけだからな!」
ロステルはそれだけ言うと、さっさと魔方陣に入る。
どうやら、感謝される事に慣れていないようだ。
(怒らせてしまったかな?)
感謝されることに慣れていないだけなのだが、
ドロシーはそれを知らないため
怒らせてしまったと思っているようだ。
「ほら、早くしないと置いてくぞ!」
「う、うん。」
そうロステルに急かされ、ドロシーは慌てて魔方陣の中に入る。
ドロシーが魔方陣に入ると同時に、二人の姿と魔方陣は一瞬で消えてしまった。
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