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管理人が好き放題やりたい放題書き散らしてる同人テキストです。



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三永風味なやっつけ小話
懲りずにオリジ登場
そして中途半端

それでも全然OKな方はレッツスクロール★





















あの人のことが気になるのだけれど
そんなに話さないし、なんかちょっと取っ付きづらいし、無表情だし…
どうやって接したらいいのかさっぱりだ。

「はぁ…」
「どうしたんだ?」
「いや、ちょっと考え事。」

俺の前の席で食事をしていた関が不思議そうな顔をしてこちらを見ている。
彼の顔を見たら何かがよぎった。

……。

そうか!あの人のことは関が一番詳しい。

「なぁ、三佐のこと聞きたいんだけど…」
「三沢さんのこと?珍しいな。」

俺はあえて三沢さんとは言わなかった。
だってなんか恥ずかしいし…
それに、俺は滅多に三沢さんのことは話さない。

「どうやって接したらいいかわかんなくてさ。」
「俺と同じでいいと思うけど。」

関は焼き魚をつつきながらそう言った。
まぁ、確かに関は三沢さんの影響を強く受けている。
表情をあまり変えない所とか狙撃が上手な所とかがそうだ。
だか同じでいいと言わても関は同い年だから
こうやって一緒にいられるし話せるのだ。
年上でしかも上官である三沢さんにこんな気軽に話しかけられない。

「それはちょっと…」
「駄目か。」
「関はどうやって話しかけるんだよ?」
「普通に。」

普通?関の普通って言ったら敬語かな。
三沢さんに対しては嫌味を言わないだろうし…
彼は通称、三沢至上主義と呼ばれている。
ちょっとうらやましい。

「三沢さんに何か教えてもらえばいいんじゃないか?例えば狙撃とか…」
「そっか!」

あれこれ深く考え過ぎて、そんな簡単なこと考えもしなかった。
嬉しくなってきてしまった俺は急いで口の中にご飯を放り込む。

「永井はすぐに行動派だよな。」

そう言って関は永井と正反対にゆっくりと食べながらその様子を見ていた。















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プロフィール
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禅米(ぜんまい)
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性別:
女性
職業:
不健康日本腐女子
趣味:
音楽を聴く、絵を描く、エレキギター
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超気まぐれで脳内熟成発酵しちゃってます。
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