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突発的に書いた二次創作的な何か。
セトとサマエルの出会い話。
僕の両親は二人ともゴッドイーター。
母親は結婚してから引退したけど、父親はまだ現役。
そんな二人の間に生まれた僕はすでに未来を決められていた。
ゴッドイーターという未来を・・・
最初は渋々やっていたけれど、
本格的に嫌になってきた。
家から追い出されてもいい、もうこんな仕事は辞めるんだ。
そう決意したセトはとりあえずツバキに話してみようと思い
自室から出てエレベーターを目指す。
「きっと教官のことだからエントランスにいるよね。」
辞めたいって言ったら怒られるかな・・・
と少し不安に思いながらもエレベーターの前に到着した。
どうやら下で誰かが乗ったらしく、上に来るようだ。
(ベテラン区に行っちゃうかも)
自分の階を通り過ぎるかなと思ったが、
次の瞬間目の前の扉が開く。
エレベーターから一人だけ降りてきた。
白に近い銀髪と重低音が漏れるヘッドフォンに黒いスーツを着た少年
彼はセトを気に留めることなく、横を通り過ぎる。
一方、セトと言えば突然扉が開いたことにびっくりして
その場に固まっていた。
(今のは?)
エレベーターから降りてきた人物に興味を惹かれたセトは
勢い良く振り返る。
彼はエレベーターから少し離れた場所で自室の鍵を開けていた。
そしてセトの視線に気付く事無く、部屋への中へと消えていく。
「天使・・・」
セトはエレベーターが行ってしまうことに気付かず
その場に立ち尽くした。
「白銀の天使だ!」
意味の分からないことを叫んだセトは、
ゴッドイーターを辞めるという事をすっかり忘れ自室に走っていった。